御意4
ピチャリと水滴がしたたる。
冷んやりと涼しいといえば聞こえが良いが、結露した水が岩の壁を伝う。滴り落ちた水滴は彼方此方に水溜りを作り、通 路脇の水路に緩く流れている。水の腐った匂いがしないという事は何処かへ流れて辿り着く場所があるのだろう。
規則正しい水音のみの世界に、今は1人で居られるのはありがたい。
よくも悪くも、こんなにゆっくりとした時間に身を置くのはどれくらい振りだろうか。
カカシの最後に見た顔が瞼に浮かぶ。
゙カゲロヴと呼んだ少年を腕に抱え、悲しみとも怒りともつかぬ表情で自分を見ていた。
カカシを殺すつもりだった。だが、あの少年を殺すつもりではなかった。
胸に何とも名状しがたい感情が蔦のようにびっしりと絡まって来てそれから逃れられない。
ジャラリ、と腕の鎖が鳴る。
カカシの瞳が忘れられずにイライラとしてしまう。一体これはどんな感情なのかもよく解らないのだ。
考えたところで答えが出ないのは解ってもいるのだが、最後の瞬間が残像のように残っていて、何度も何度も頭に浮かぶ。
失われた命が戻る事はない。
「君は失敗した。自分の負けは自分で払うんだね。今回の事は大蛇丸さまもがっかりされた事だろう」
カブトの言葉に自尊心が傷付かないでもなかったが、城の城主に突き出され、地下の水牢に繋がれた今も、それでも自分の犯した失態よりもカカシの心を気にしている。
木ノ葉を出奔した時に、すべて捨てたはずだと自分を叱っても、この喪失感は一体どうしたことだろう。
多分カカシは2度と自分を許しはしないだろう。
あの腕に抱いていた少年は彼の大切にしていた人間に間違いはない。ただの後輩や同僚といった感じではなかった。親密な空気があった。
何よりも少年の背を草薙が貫いたときの、あのカカシの目が忘れられない。
ピチャリ、とまた水滴が滴る。
一滴、一滴と滴っては徐々に衣服に染みを付け、結局もう随分濡れてしまった。長い事居ると身体が凍えるが、心も身体も徐々に冷気に蝕まれ感覚はどんどん鈍くなってくる。すべてがどうでもいい事にさえ思える。
繋がれ吊られた腕には既に感覚などない。そして両の足にも繋がれた鎖は重く、足首には手首と同じく血が滲んでいるが瘡蓋が出来てはまた壊れ、そしてまた新たに滲んだ血の塊が幾重にも重なっている。
この四肢を繋ぐ鎖は一見普通に見えるのだが、どうやら特殊な呪(まじな)いが施してあるらしく、千鳥を試してみたが鎖は割れるどころか、術の総てが自分の身に帰って来てしまい、傷つき消耗しただけだった。
当初チャクラ仕立ての鎖かと思ったのだが、どうやらそんな単純なものではないのか・・・・・・忍びを捕らえるのだから、それなりに用意してあったと言うことだろうか。
時折訪れる看守が、口に無理矢理芋粥のようなものを運んでくる以外は訪れるものとて無く、恐らく日に一回の食事が唯一の変化だ。それで又一日が過ぎたと解る。
ガチャリと水牢の入り口の鍵が開く音がする。
此方からは壁の奥の階段までは見えないが、足音がいくつも聞こえるのは気のせいか…どれくらい繋がれているのか解らないが、日に一回の食事では事足りないし、朦朧とする頭ではまともな判断すら出来ない。
ここに繋がれて恐らく2週間ほどのはずだが、たった2週間でこんなにも朦朧とするものだろうか?
入り口から吹き込む空気に、ふわりと春風のような甘い匂いがする。
近づいてきた足音と共に乱暴に力強い手が髪を鷲づかみにし、顔を上向けさせられた。
そこへ大輪の花のように美しく華やかな、愛らしく小さな顔が飛び込んできた。なめらかな肌といい、身に着けている着物といい、このような場所へ出入りするような身分には見えない。
日の差さない水牢にあって叶う光を総て集めたかのような瞳には、好奇心と気位の高さに、ほんの少しの毒が見て取れる。
愛らしい口唇は淡い色の蕾のようにほころんでいる。
「ふふ、なかなか美しい若者・・・・・・・・さぁ、殿がお目通りくださるそうじゃ。わらわが案内して遣わす。それにしても酷い匂いだこと」
愛らしい顔を歪めて華やかに重ねられた袖で口元を覆う。その仕草に育ちの良さと我儘さが滲む。
合図と共に、一緒に入ってきた護衛の者が壁に繋がれている鎖に錠を差し込むとガチャリという音と共に鎖が外れた。
いきなり外された鎖に、立とうとしたが力が入らず無様に水溜りに膝をつく。
「可愛いこと!誰か手をかしてたもれ」
楽しそうに笑いながら涼やかな美しい声で命令すると、言葉に従い護衛のうちの二人がサスケの両脇から抱えるように腕をとる。
「・・くぅ・・・・」
振り払おうとしたが身体に力が入らない。全くといっていいほど思う通りにならず、そのままずるずると引きづられるように牢から連れ出された。
連れて行かれて投げ出された先は、屋敷の中でももっとも奥に位置する場所ではなかろうか。
前に城主に目通りした中庭もそれは雅やかな設えではあったが、ここはさらに綺羅綺羅しく飾り立てられ、どらちかと言えば女性好みの仕立てだ。目にも綾な金糸銀糸の壁飾り、意匠を凝らした柱の彫刻、それらが趣味良く配置され上手くまとまっている。
先ほどの牢から連れ出しに来た女はいないが、中仕えの女たちが忙しく立ち働いている。
その中の数人が、動けぬサスケに手を貸し、三人がかりでさらに奥へと連れて行く。
頭も朦朧とするが、身体に力が入らぬのではどうする事も出来ず、なされるが儘になるよりない。
数人が衣服に手を伸ばしてきた。
「な・・・・・・何を・・・・・・す・・・」
言葉を出すのもやっとといった状態だが、襟元にかけられた女の手を何とか掴む。
力が入らないものを無理にしているせいで手が震える。
忍びだと聞いているのかいないのか、まったく臆する様子も無い。女の厳しくたんたんとした声が教え諭すように言い聞かせる。
「このような汚い形(なり)でご城主さまにお目通りなど出来るはずもございません。湯浴みと着替えを仰せつかっております。しばらく大人しくいたせられませ」
「・・・・・・・オレ・・・・はっ、この・・・・・・まま・・・で・・・・・」
抗議の弁などは全く意に介さずに数人がかりで湿って汚れた衣服をはぐ。
衆人の中丸裸にされてしまい、屈辱に頭に血が上るが、仕える女たちはさして注意を払うでもなく機械的に動いている。
脱がせた衣服に指をかけて放さぬサスケから難なくそれを奪い取りさっさと持っていってしまった。
別の1人が白く湯気のたつ何かをサスケの口元に運んでくる。
唇を引き結び首を振り飲むまいと抵抗を試みるが、先ほどサスケの問いに答えた女がサスケの鼻をつまんだ。もう1人は後ろからサスケの首を固定する。
「毒などではありませんからお飲みなさいませ。身体が少し楽になる筈です」
女の弁を信じたわけではなかったが、毒ならば少し耐性がある。そしてか弱いはずの女達すら振りほどけぬではどうする事も出来なく、息が続かなくなり開けた口に液体を注ぎこまれた。
力づくで無理矢理飲まされたそれは、不味くは無いが、甘く、今までで口にした事のない味がした。
足の付いた杯の中身を丸々一杯飲まされて、後半は咽たがそのほとんどを飲み下してしまった。
その後はやはり数人でサスケを湯殿のへと引っ張っていき湯の中に放り込む。
もうもうと上がる湯気に眩暈がするが、女たちは手早くサスケを湯につけ持っていた手ぬぐいで四人がかりで洗い始めた。
ここまで来るとグラグラと視界が揺れるのも手伝って、どうでもいい気がしてくる。
人に身体を触らせるなどは常ならば許さないのだが流石に諦めた。
その後また女たちの手によってこざっぱりとした衣服を着付けられ、城主の待つ部屋へと引っ立てられていく。
先ほど飲まされた薬が効いたのか頭が少しだけはっきりとしてきた。
ただ身体に力が入らないのは相変わらずだが。
引き据えられて煌びやかな灯りと女たちのさざめく笑いの漏れる間の中央に、無理矢理頭と肩を押さえつけられ平伏させられる。
屈辱に奥歯をぎりぎりと噛み締めた。広い室内に立ち込める香の香りに何故だが腹の奥がチリリと熱い。
どうやら城主が女達を侍らせ酒宴に興じているようだった。
「サスケ・・・・・・・と、申したな?よう参った。」
城主の一声に場がしん、と静まる。その後には何が可笑しいのか女たちのクスクスという嘲りが耳に付く。
「してサスケ、口ほどにも無くまんまと失敗したようじゃが・・・・・・・・どのように責任を取るつもりじゃ?」
「・・・・・次は必ず・・・・・・」
「たわけ。こ度の襲撃に木ノ葉が備えないとでも思うたか?間諜からの報告では火の国では大名暗殺を恐れ、今まで以上に警備も厳しく、警護の守護人十二士がすべて収集されたとの情報が入っておるわ。己が腕では守護人十二士すべてでは歯が立つ相手ではないわ!」
「・・・・・・」
任務の失敗も屈辱だが、それ以上にすべてを捨てたつもりで捨てきれていなかった己に憤りを感じる。
「矜持だけは一人前か?哂わせおる。・・・・・・・身の皮を剥いで骸を犬に喰わせるも良いが・・・・どうじゃ?」
女達からくすくすとさも楽しそうな笑いが漏れる。
「白い肌を血がつたうのも美しゅうございましょうが、勿体のうございますわ」
「せっかく綺麗なのですもの、美しい着物を着せたらさぞや映えるのでは?」
「殿のご信頼を裏切ったのですから嬲殺してお仕舞いになればよろしいのです」
口々に好き勝手な事を並べ立てる女達の意見を一通り聞くと面白そうにサスケに向き直る。
「大蛇丸からもそちを好きにお仕置きして良いと言われておる。その白い肌が裂けるほど鞭で打ちたたき、足腰が立たぬほどの責め苦を味あわせるも自由だそうだ」
「・・・・・・・・命があるのであれば」
「はっ、ははは!そちのような者でも命は惜しいか!よかろうその望み聞いてつかわす。誰かこの者を鞭打て!」
今は身体に力が入らず逃げ出す事も出来ない。
命乞いなど情けない限りだが、どんな目に遭おうとも死ぬ訳には行かない。
イタチに一矢報いねば、殺されてしまった父や母が報われない。そして自分がすべてを捨ててまで木ノ葉を出たのに何の意味もなかった事になってしまう。
怒りのために臓腑の奥から震えさえ起こる。目の裏でチリチリと焼け焦げるような、眩暈のような感覚が押し寄せてきて左肩の呪印が脈打つ。
侍が力が入らぬ身体を二人がかりで引きづり起こし、着物から腕を抜くと、天井からの鎖を使い慣れた様子で両手を戒めた。
雅やかな広間に不釣合いな拷問道具だが、こんなものがあるという事は、常より拷問を宴の座興にしているらしい城主の悪趣味が知れる。その証拠に女たちは悲鳴を上げるでなく、楽しげに笑いながら期待に満ちた目を輝かせている。
先ほど牢まで迎えにきた女は一番奥の一段高くなった座、城主のすぐ隣に座し、ゆったりと微笑んでいる。一番の愛妾か正室といったところらしかった。
どうやら今宵の宴の余興は自分らしい。趣味の悪い趣向に口の端に皮肉な笑みが浮かぶ。
眩暈のような感覚は止まらずに呪印にチャクラが集中していくのが解るが、今日に限って上手くコントロールできない。どうやら室内の彼方此方に焚き染められている香に反応しているらしい。
ざわり、と呪印が動き始める。
左肩を中心に血管を這うようにチャクラがざわめき立つ。それに伴い広間の音が徐々に遠ざかって行き、自分とその他の世界が分断される寸前に、額の中央に誰かが触れたのが解った。
そう感じた一瞬後には感電したかのような感覚が衝撃となって額から全身を駆け抜ける。
「あっ!ぐぅぅぅっ!」
今の衝撃で呪印に集中していたチャクラが散らされ、広間の音と視界が戻ってくる。
髪をつかまれ顔を上向けさせられた。漆黒の瞳に端正で酷薄な城主の顔が映るが、またも眩暈で視界がグラつく。
皮肉を言おうとした口に城主の薄い唇が重なり焼けるような強さの酒が注ぎこまれた。
咽かえったが、手を鎖に繋がれていては口を拭うことすら出来ない。
そこへ城主の合図と共に鞭が一閃する。
風を裂く音と共に背中の皮膚に這うような激痛が走る
「ぐっ・・・・・・」
唇を噛んで呻き声を抑える。
そこへ立て続けに鞭打たれ背中から焼けるような痛みが広がるが、声だけは立てまいと必死に飲み込んだ。叫んだところで観衆を喜ばせるのは目に見えている。
鞭打たれる度に肌理の整った白い肌がさけ、傷口からは対照的に真っ赤な血がしたたる。
裂けた肉は熟れた果実のように口を開き、これ以上は無いくらいの背徳的で淫らな印象を与える。それを見て女達から感嘆の溜息とさざ波のような含みのある笑い声が漏れた。
その後も女達の満足の歓声を受け、更に激しく打擲(ちょうちゃく)される。
耳元で、風を裂く鞭の音が聞こえる。身構える間もなく振り下ろされる鞭に意識が痺れたように麻痺してくるが、気を失いそうになると女達が順番に気付の酒を飲ませに来るのだ。
柔らかな肉と甘く香る匂い、そして口移しに飲ませられる酒は臓腑を焼く。
何回目かに意識を失いそうになった時、あの牢まで来た女がさも楽しいと言うように、クスクスと笑いながら唇に指で触れてきた。背に流る血を指で掬うと、サスケの唇に紅のように塗る。
「ほんに楽しませてくれる・・・・・・・白い肌に滲む血とそちの苦悶に歪む表情のなんと彩なること」
美しい声で耳元で囁くと、そのまま柔らかな白い頬を首筋に寄せてくる。熱く湿った舌がねろりと肌の上を這うのに、ぞくりと背筋に震えが走る。
くすくすと揶揄するように笑いながら、なおも舌は肌の上をすべる。繊細な指が背中をやさしくなぞっていたのが急に何の前触れもなく傷を引っ掻いた。
「がっ!!」
突き入れた指で傷口を広げるようにして尚も引っ掻きまわす。
「ぐっぅ・・・・・・っ」
余りの痛みに汗が吹き出るが、どうする事も出来ない。
一方で痛みを与え続けながら、その一方では快感を与えるべく裸の胸に愛撫を施す。
女の肌の甘い香りと唇の感触、そして痛みを伴う愛撫に身体が勝手に反応し始める。それを見越していたように勃ち上がりかけていたサスケのものに着物の上から焦らすように触れてくる。
「やっ・・・・め・・・・!」
振りほどこうとするのに、他の女達までもが加わり体中をしっとりと柔らかな乳房や唇の感触が包み込む。
女達の纏う香りとは別に部屋で焚かれている香に眩暈がして、力が入らない。それをいい事に、女達はサスケの手を取り乳房に触らせたりと悪ふざけを止める様子もない。
うわ言のように止めろ、と繰り返す舌に繊手が戯れかかる。
舌に指を絡められ、喘ぎ声が漏れるのを止められない。
いつの間にか吊るされた身体は鎖が緩められ下に降ろされはいたが、赤く艶のある絹の組みひもにしばられていて両手の動きを奪われてしまっている。細くはないがたかが紐、戒めを立ち切ろうと力を入れるが一向に切れる気配もない。
牢にあった鎖同様に何か呪(まじな)いが施されているのだろう。
下履きの腰紐を抜かれたのが解ったが、身体を捻るよりも早く細い指が忍び込んできて先走りの液が滲む先端をぬるぬると擦る。
「はぁっ、ふっ」
「ふふ、初めてかえ」
見透かされたようで、カッと頬に血が上る。そこに指とは別の柔らかく湿った感触がして、あわてて見れば女の1人が硬く勃ち上がるそれを口に含むのが見えた。その淫らな光景にますます血が上る。
中途半端に着物が絡みつくそのままに、女達にいいように犯されている。
女達も半裸であるが気にする様子もなく、行為に没頭しているようだ。目にした事もないような狂乱に、女達の痴態に興奮する身体は別物のようだ。心の奥底では嫌悪しているくせに、快楽に流されてしまう。
そのうちに逞しい腕が腰を持ち上げるにいたって正気に返ったがもう遅い。
覆いかぶさるように城主が耳元で囁く。
「゙うちばは皆美しく淫蕩と聞くが本当らしいな」
「でたらめだっ、あっ・・・・」
硬いものが後腔に押し当てられて腰を引こうとしたが女が邪魔でそれ以上逃げられない。後から首筋にきつく吸い付かれ、すでに硬く屹立する乳首を捏ねられる。
「口で何と言おうと身体は正直なことよの」
無理矢理挿入してこようとする熱い塊を拒もうとするが、女の舌の動きにつられて力の加減がままらならない。熱くぬめる口腔に絶頂を迎えたのと同時に城主が押し入ってきた。
「ひっ!・・・・くぅ・・・っ」
今まで経験した事のない内臓を擦られる、痛みとも快感ともつかない感覚に内臓が持ち上がる気がするが、どうしていいのか解らず、無力に首を振ることしか出来ない。
城主の熱く太い物を幾度が抜き差しするうちに、次第に妖しい熱が燈る。感ずるはずのない快感が四肢を巡っているのが嫌でも解り、否定したいのだが身体はそれを許さない。
「感じているのであろう?正直になるが良い」
耳元で囁かれ、触れるか触れないかの唇に更に快感を煽られる。いつの間にか唇を這わせていた女たちはおらず、城主1人にいいように嬲られている。
女の唇で達した快感がぶり返して物欲しそうに腰が揺れてしまっていることすら自分で気がつかない。城主の満足そうな吐息も知らずに城主の腰の動きに同調している。
中心の熱く猛る塊に城主の指が淫らに絡みつくのに自分から腰を揺らしてしまう。既に後からは無理に挿入したために血が流れていたが、それが助けとなり尚いっそう快感を高める。
鞭打たれた傷さえも、痛いのか、快感なのか解らず、すべてが快楽という波に飲まれてしまい他の事がどうでもいいようにさえ感じてしまう。
城主の慰みものとして散々嬲られた後は、更に女たちが順番に跨り、良いように搾り取られた。
体力も限界の極みに達すると、湯浴みの時に飲まされた甘く濃厚な薬を飲まされ身体はそれにたやすく反応する。どうやら媚薬の一種と気づいたときには既に遅く、女達の望む欲望のままに犯された。
狂乱の宴は朝方まで続き、何が何か解らぬまま酒と香に良い、血と精液にまみれ泥のように横たわるのを、城の東から昇りかけた太陽が哀れむように照らしだす。
ただの玩具と成り果てた若者を、その静かな眠りと束の間の安らぎを、ただただ静かに見下ろしていた。
12th Aug 2007 (25th 微改定)
カハーやっと続き上げました・・・・でもコレ嫌いな方は嫌いだろうな・・・・・・敵を作ったのか?! スミマセン!まぁ夏ですしエロい事も犯っときたいな、という訳で・・・・・・・いつもお付き合いくださる皆様に感謝です!!
これから夏コミのコピ本に取り掛かります・・・・・・
* 素材お借りしました♪ありがとうございます!