クリーム
                                 ヤマとかオチとかイミとかない真性な。















 「じゃあコレ頼んだわよ。」

 そう箱を手渡されてありがたく押し頂いた。
 最近あんこと紅でケーキ作りに凝ってるらしく、オレが甘党と知って試作品の御裾分け(内実は態のいい実験台ってトコ)を貰ってしまったのだが・・・
 そう、甘いのも辛いも両方いけるクチではあるが、1人で食べるにはいくらなんでもホール1個は多すぎる。

 これ幸いと可愛い恋人の事が思い出された。そうともサスケを呼び出すいい口実じゃないか。
 此処何日か、修行が忙しいという理由で任務以外はなかなか会ってもくれないのだ。
というのも先回の逢瀬で無茶をし過ぎだらしい・・・・・・・・ま、詳しくは言わぬが華って事で。
里内では良く使う鳥に伝言を乗せる。
 
 ああ、どうか来てくれますように !







                  * * *







 日も暮れて、あちらこちらの家から夕餉のいいにおいがしてくる。
久しぶりのサスケとの夕食に今日はいい鰤が入ったので、それに蕪の味噌汁やら、買ってきた
惣菜やらで形をつける。

 オレは和食党なんだけど、サスケも若い割には和食が好きらしい。
・・・・らしい、というのは二人で食べる食事はだいたいオレの好みが反映されて(オレが作るので)
 和食中心なのだが、文句を聞いたこともないし、まぁリクエストも受けたことはないのだけれど。
 トマトが好きなのは知ってるが、今度いろいろ聞いてみなくちゃだね。



 ベランダで魚を七厘に乗せ、炭を熾そうとマッチを取りに部屋へ戻ったら、玄関のドアが控えめにコンコンと叩かれる。
 「開いてるよ」


 声をかけたが、なかなか開く様子もないので開けに行く。
すると予想通り、外ではサスケが不本意そうな顔をしてあらぬ方を眺めている。

 「いらっしゃーい!! 」

 相手に、やっぱり帰る。を言わせないうちにハグで牽制して、家に引きずり込む。
 オレ様の勝利 !!
 むっつりとフクれてるけど頬はいくぶん赤い。
 ちゅっ、と音を立てて頬にキスした。あんまり可愛かったから、つい、ね。
 まぁ、予想通りというか、案の定、罵倒された。


 「ウスラトンカチっっっ! 」

 ・・・・・・・・・・・・ヒドイなぁ、もう。
 でも口をきいてくれるだけましってことで。無視より全然良い。
いや、断然良いね。

 「今日さ、あんこと紅からケーキ貰ったんだよね。一人じゃ食べきれないからデザートに一緒に食べよ。」
 「貰い物ってのはそれか・・・・・・・・・・・・アンタ甘党か? オレはダメだぜ」
 「えっ、ケーキもダメなの?! ・・・・・・・・あんこに二人で食べるって言ったから、明日きっと感想聞かれるよ? ・・・・・ヤバイかも」


 そんな事は言ってないのだがここで、帰る。とか言われてしまっては仲直りもままならない。
 どうやら試験管として面識もある、あんこの人と為りに思いを巡らせているらしい。
 そうそう、凶暴さは木の葉でもお墨付きの女だぞ、やっぱりここは一緒に試食をしなくちゃだ。

 「・・・・・・・・その箱か?」

 胡散臭げにちゃぶ台に載った箱を顎でしゃくる。

 「ああ。見る?」

サスケは無言でケーキの箱を、恐る恐る開ける。
 「・・・・・・・・・・・」

 見た目はごく普通の生クリームのイチゴののったケーキだ。

 「やっぱ、ダメそう??」
オレを、じっと返り見て
 「・・・・・・・クリーム試してみていいか?」
 「そりゃ、構わないよ。」

サスケはクリームをひと掬い指でとると、口に含んだ。


 「・・・・・これ、酒入ってねーか?」
 「うん?・・・・・・・・」
 オレもサスケに倣って、指でひと掬い舐めてみた。

 「ああ、ブランデーかな? 別に大丈夫だろ?香り程度みたいだし」

 サスケを振り返って、びっくりした。
 顔真っ赤なんだけど・・・・・・・

「・・・・・オマエ、酒ダメかっ??」

 っていうか、成人してないんだからダメなんだけど、クリームひと掬いでそんなに真っ赤ーになっちゃうの??
 夕飯前のスキっ腹だったからか???
 ・・・・・・やっぱ子供なんだなぁ、と改めて深い感慨にひたる。

 「っていうか、やっぱり酒なのか?・・・・・・なんか、熱い」

 不味かったかなぁ、何がって、顔が勝手に笑っちゃうんだな。
 頬を上気させちゃって可愛いったらないね。

「・・・初めて食べた」

 食わず嫌いだったって訳ね。
しかし酔っ払っちゃってるのかね・・・なんかいつもと様子が違うんですけど。
 「えっ、ケーキが?それとも酒が??」


 こっちの方が動揺してる。
 オレの問いかけなど聞いているのか、いないのか。もう一度クリームに指を突っ込むと掬い取って舐める。

 「・・・結構ウマいぜ。あんこはダメだけど、これはイケル」

 等と意味深にも聞こえるコメントをして、うんうんと頷いている。
・・・・・・・嫉妬、な訳ないかなぁ?
 オレはと言えば、口の端に付いたクリームと、それを舐めとるサスケのピンク色の舌から目が離せないでいた。

 「サスケ、クリームついてるよ」

 指で掬ったクリームを、無造作にサスケの頬に擦り付けた。
 えっ、と驚いた顔をしているのをお構いなしに口にもなすり付けた。
くつくつと笑う。

 「何すんだよ、止めろ」

 でも剣呑さは微塵もなくて、上機嫌?
 そのまま引き寄せて唇を合わせると、甘いクリームと僅かにブランデーの香りがする。
 まだクリームの付いている指を首にもなすり付けた。

 唇をそのまま首に這わせると、切なげに身をよじってそっと息をつく。

 クリームを全て舐めとって、苺を摘まむとサスケの唇に押し当てた。
 サスケが口の中へ苺を入れるのと一緒に舌を進入させて、二人で味わう。
 舌を使って潰すと、口の中イッパイに甘酸っぱいいい香りが広がる。
 苺の汁がサスケの唇から滴り落ちたのを、わざと音を立てて、じゅっ、ちゅっと、サスケの口腔内の苺と舌を舐って悪戯してやった。

 「・・・・うぅぅんっ・・・・ふっ・・・」

 ため息みたいな呻きで、オレの腕から逃れようとするんだけどやっぱり少し酔ってるんだろうな。
 いつもほどの抵抗はない。
 そのまま上着の中に手を滑り込ませて久しぶりの肌の感触を楽しむ。

 「あっ・・・や・・・めろっ・・・・・」
 今日はいけそうだ。

 「や・・・めろって、・・・・いって・・・・・うっ」

 うるさい口にもう一個苺を放り込む。
 さっきと同じくキスしながら舌で潰した。二人で苺の果汁を味わいながら、サスケの舌も味わう。
 うざったそうに押しのけようとするが両手に指を絡ませて体を密着させる。
唇も当然深く合わせてね。

 「ね、この間の続きしよう?」

 唇に、頬に、おでこに、耳に、首筋に、いっぱいのキスの雨を降らせながら誘ってみる。
 一瞬ビクリと体が震えた。
 なんと返事をしようか少し困った顔をして考え込んでいる。

 どういう風に断ろうかいい訳考えてるの?
だったら言わせないよ。


 ゆっくりと唇を指で辿って、そのまま滑り込ませて舌を弄る。
 唾液で濡れた指で乳首を摘まむと、声を抑えようとして手の甲で唇を塞いだ。
 舌で挟み込んで転がすように愛撫してやると、小さくあっ、と漏れる。
 サスケの気をそらさないように存分に愛撫してやりながら上着を脱がせると、そこはピンクに色づいて固くなって、さらなる刺激を待っているように見える。
 クリームをひと掬いデコレーションしてみた。

 「うーん、苺よりおいしそうかも」
 「ばっ、ウスラトンカっ!!!!!」


 全部言い終える前に舌でクリームを擦り付ける。
ひっ、と息を呑むのが聞こえた。
 目を瞑って顔を手の甲で隠すように覆っている。
 「サスケ」


 くいしばってる唇にもう一個苺をのせると、口を開く。指ごと舌に乗せてやる。
ケーキもひとかけサスケに差し出すと、おずおずと食べた。
 そして驚いたことにクリームまみれの指をそのままサスケが丁寧に舐めとる。

 「オレにも食べさせて」

 サスケは少し躊躇った後、オレがしたように手づかみでケーキをひとかけ差し出してきた。
・・・・・・・・ホントにしてくれるとは思わなかった。

 指についた最後のクリームまできれいに舐めとる。
 サスケの顔を見たら何だが嬉しくなってしまって笑ったら、サスケも照れて笑い出した。
 二人してしばらく笑って、クリームをなすりつけ合う。

 「待ってよ、脱ぐからさ」

 笑いながら上着を脱いで、ついでにサスケのハープパンツも脱がした。それからお互いにお互いの体に擦り付けたクリームに舌を這わせた。

 「うっんっ」

 敏感に反応する。オレは調子にのって今度は苺を三個握りつぶしてサスケの内腿に擦った。
 さすがにどうしていいのか解らない風情で固まってしまったサスケをなだめるようにキスしてから
 横たえると、内腿に舌を這わせた。
 体を固くしてるのが解る。余計に愛しくなるのは何故だろう。

 丹念に舌を使って愛撫をする。
 サスケの中心はもうすでに熱を持っているのだが、前みたいに不用意に進めて逃げられ、何日も口すら聞いてもらえないのではたまらないので相手の様子を窺う。
 今回は注意深く行かなくっちゃね。


 何個か苺を潰しては体中あちこちに擦り付けて、部屋中苺の甘いにおいでイッパイになる。
 そして床の上のラグは苺やらクリームやらで終わったら洗濯行きだ。いや苺のシミは取れなさそうだからゴミかな。
 同じく苺やらクリームやらにまみれたサスケはいやに扇情的で、切なそうな表情にますます煽られる。
 下着には我慢できないと言うように別のシミが広がりつつあって…
 そっと手を進入させて軽く握りこんだ。

 「・・・っ!!やめっ」
 「だめ。今日は逃さないよ。」

 サスケの耳元で囁く。柔らかな耳たぶを弄るのも忘れない。ゆっくりと指を絡めて扱いてやる。

 「気持ちイイでしょ?サスケ?」

 首まで赤くなっちゃって可愛いね。
一気に下着を引き降ろすと、口に含んだ。

 「あっ・・・・・んぅ・・・・・・んっ・・・」

 ぬちゅっ、ぷちゅ、ちゅっ、ワザと音を立てて舐るとさらにサスケのものがヒクヒクと答えて蜜を流す。
吸って、舐めて、サスケが根を上げるまで根元を押さえたままで弄る。

 「・・・・だ・・・・め・・・・・や・・・・っっ・・」
体がガクガクと痙攣している。

 「か・・かし・・・・・・・うぅんっ」


 サスケの内腿も下腹も苺の真っ赤な果汁にまみれて赤いのか、それともハズカシさに赤いのか分からないが、随分と扇情的な眺めだ。
 最近なれつつあるセックスに後腔もぬらぬらと光っていてヒクついている。ソコへじっくりと中指を差し込むと、じゅぶっといやらしい音をたてて指が飲み込まれていく。
 余裕がありそうなので指を一気に3本に増やした。それをじゅくっじゅくっと抜差しするが、もちろん根元を押さえた手はそのままだ。
 酔っ払ってるサスケの口からは押さえることさえ忘れてしまった声が上がっている。

 「ふっ…うぅぅ、ん!あっ、あぁ!」

 切なげに身をよじって逃げようとするのを押さえ込んで十分に慣らして指を抜くと、自分のをゆっくりと埋め込んだ。
 挿入した途端に上がったサスケのヒッと息を飲んだ音がオレのに響いて、中の肉癖が必死に絡み付いて来.るのに理性の箍が弾け飛んだ!















                                  15th Sep 2010
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まさかの途中!!にて大変スミマセ・・・・ここで終わってもいい気がする。

 これはデスね-、まだナルトはじめたばかりの頃に、挨拶くらいしかしたことのなかったエロ・デ・プリンセス・マメさんのところに本人の知らぬ間にゲスト原稿することになっていたのを掘り起こした物デシタ!! 笑)))
(結局なくなった企画だったのですけど、いまだに本人知らないと思います。笑)

 当時若いお嬢さんの御本ということで「可愛く!ポップに!エロく!」って唱えながらやってました。爆笑






          
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