室内に満ちる静かな寝息が空気に溶け、暗闇と安息が幾重にも垂れ込めている。
 日付も既に変わり後は夜明けを待つばかりの静かな空気に、時たま裏山から響く梟の声が近く遠く木霊する。


 その暗闇の中、規則正しく聞こえていた寝息が侵入者を察したように少しだけ途切れた。  
 昼間のにぎやかな喧騒からはかけ離れた静寂が支配する空間、夜の帳に溶け込んではいるが動くたびに軋むわずかなスプリングの音に人がいるのがわかる。





 窓際には2つの机が仲良く並べられ、作り付けの両端のコンクリートを刳り貫かれた本棚には無造作に教科書や辞書、そしておよそ勉強とは無関係の雑誌やゲーム、その他諸々が今にも雪崩を起こしそうな具合に積み上げられていて、双方の住人の無頓着な性格とリラックスした関係をうかがわていせる。
そして両側の壁に寄せてそれぞれのベット。
 左側のベットはきちんと整えられていて今晩使われた様子は無かった。

 遮光カーテンをぴたりと占めた部屋には一条の光もささず、暗闇の中からひどく幼い声がまどろみながらも訝しげに自分に触れる相手に呼びかける。


「・・・・・・・・・修ちゃ・・・・・ん・・・・・?いつ、帰った・・の?」


 眠そうな様子で目をあけようと一応試みてはいるようだが、夜明け間際の人間にとっては一番眠い時間に昼間の疲れもあいまって起きるような素振りはない。
ふらふらと手を伸ばして相手を探ろうとした腕を取られて指をやわらかく食(は)まれた。

「う・・・・ん、・・・・・・・・眠い・・・よ・・・」

 その言葉を責めるかのように長く骨っぽいゴツゴツした指がレンのパジャマの下、脇腹の上を丁寧になぞっていく。
漏れた吐息をすくうように熱く湿った舌が唇を舐めて、耳朶を甘噛みして起きるように促した。
それに子犬のような媚びのまじる声が応える。

「・・・修ちゃ・・・・ん・・・」


 開いた唇を待っていたかのように、覆いかぶさってきた薄く形の整った唇から熱く湿った感触の舌が差し入れられて、下半身の熱をゆっくりと押し付けられた。
それをレンのものに擦り付けるようにゆるゆると動かされて眠っていた身体が疼き出す。
 パジャマのボタンを外されるに抵抗する風もなく、なすが儘にいいようにされいる。

 夜中に忍んできた相手を警戒するでもなく慣れたような様子は何も知らないクラスメイトが知ったらどれほど驚くだろう。




 いつもよりもかさかさに感じる手の感触に、明日ルリに貰ったハンドクリームがあったから貸してあげようなどと意識の隅で考える。
 それでもまだ眠くて意識の淵から眠りに転げそうになるのを、耳元を掠めた熱い吐息に無理矢理引き摺り上げられる。
 あちらこちらを撫で擦っていた手が業を煮やしたのか、下着ごと一息にパジャマを下げると、レンの未だ熱を持ちきれないものにしっとりと舌を絡めてきた。

 沈み込む意識に、鋭い快感という名の刺激を加えられて、さすがに寝ていられなくなる。
普段よりもさらに無防備な身体はあっさりとその波に攫われた。

「あっ・・・・・・うぅ・・・・ふっ・・・・」

 執拗にほどこされる愛撫に耐えられなくなって、髪に手を伸ばしたのを触れる前に簡単に押さえ込まれ、指が指に絡められる。
骨ばった手が舌の動きと一緒に指の間を丹念に残さず嬲ってゆく。


 気持ちいいと言わんばかりの鼻から抜けた甘えた声に、上にのっていた相手が笑った気配がした。
勃ち上がりかけたくびれた箇所を責められ、裏スジも丹念に舐め上げられる。普段だったらもう少し荒い扱いというか、大雑把な前戯が今日に限って念入りだ。
 半ば寝ぼけて理性を纏う間も与えられなかった身体は素直に相手の思惑通り快感だけを追っている。
 受け入れる事になれた後腔はすでにじわりと濡れてきていた。
 確かめるようにゆっくりと差し入れられた指を締め付けてひくひくと蠢くさまは淫蕩な快楽を喜んでいるようだ。まだ余裕があるのを確かめて、それほど時間を置かずに指を三本まで増やされるが腰がねだるようにくねられるだけで、苦痛はないようだ。

 ぴったりと密着した皮膚から熱と共に這うような快感が押し寄せてくる。
先走りに濡れそぼる先端から全体にそれを伸ばすように指を使ってしごくと我慢できない喘ぎが口唇(くちびる)から零れ落ちた。
 許しを請う声は情欲に濡れていてますます相手の征服欲を刺激するが、本人の自覚はまるでない。
すっかり慣れた身体は相手の要求を難なく飲み下して、その先をもっと欲しいとねだっている。
ゆっくりと様子をうかがうように探っていた指が抜かれ、軽々と身体を反された。四つんばいになるポーズだが自ら誘うような仕草は室内が暗いせいでよくは見えない。

「修ちゃん、はや・・・・く・・・」

 じゅっと粘着質な音がして、硬くなった怒張が焦らすように挿入されたがレンの身体はビクリと震えただけで漏れる声は相変わらず甘い。

「・・・・んっ、・・・・くっ・・・・・・・あ・・・」

 ゆっくりと腰を遣いはじめたのに応えるような喘ぎ声が甘えるように絡みつき、次第に自らも腰を使いはじめる。
 いつからこのような事を覚えたのだろうか。

 なめらかにまだ柔らかい身体をなぞれば、ビクビクと感じていて、つ、と手を滑らせて胸の上に硬く立ち上がる乳首をこねてやると、内壁が収縮してますますきつく締め付けてきた。

「はっ!ふぅ・・・・・・・・も・・う・・・・・・・ダ、メ・・・いきた・・・い・・・」





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                                  12th Apr 2008
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ちょっと中途半端ですがとりあえず此処まで。
汁だくだ、エロだ、言っていたのを昇華してみました!笑。
テーマは801とロリホモですよ。
エロの表現が今三つ四つでスミマセ・・・・


 

caution!!

これより先は真性のやおいデス!BL表現の苦手な方、これらの言語をご存知ナイ方は即時退去をお薦めいたします。

ジャンル間違ってるとしか言いようのナイ汁だくになる予定です。
野球や青春は一切関係ゴザイマセン。
山も落ちも意味もゴザイマセン。
そんなのへっちゃらさっ!という勇気ある勇者さまのみお進み下さいませ。

叶ミハ、榛ミハ です。
どっちに転ぶかは行き当たりバッタリ予定・・・・あわわわわ